勉強会や意見交換の場では、現場の声を大切にしてきました。

正解を押しつけるのではなく、

それぞれの経験を持ち寄り、考える時間を共有しています。

地域の外部活動では、医療や介護の枠を超えた出会いがありました。

立場や職種が違っても、

「この地域で暮らし続けたい」という思いは共通しています。

ご本人だけでなく、ご家族の思いに触れる場面も多くありました。

「これで良いのか」と悩む気持ちに、そっと寄り添うこと。

支える側も、支えられる存在でありたいと考えています。

ご自宅で過ごされる時間には、その人の人生が詰まっています。

長く使われてきた家具や、思い出の詰まった空間を大切にしながら、

無理のない関わりを重ねてきました。

介護の場面では、生活そのものがケアの中心になります。

食事、移動、身支度、会話。

何気ない一つひとつの動作を、丁寧に支えることを心がけてきました。